# まつろわぬ民
## 概要
支配者側の権力に服従せず、従わない人々を指す言葉。古代日本で大和朝廷の支配に服従せず、反抗した勢力を表すときに用いられた歴史的表現である。
「まつろう(服う・順う)」は従うという意味で、その否定形から「従わない民」を意味する。歴史的には<ruby>蝦夷<rt>えみし</rt></ruby>、<ruby>熊襲<rt>くまそ</rt></ruby>、隼人などがその代表例とされる。
## 関連リンク
- [日本にも「異族」がいた?「まつろわぬ民」はどのような人々だったのか - 草の実堂](https://kusanomido.com/study/history/japan/54336/)