# アグリッパの五の方式
## 概要
[[懐疑主義#古典懐疑主義|古典懐疑主義]]において判断保留(エポケー)へ導くために提示された五種類の論証形式のこと。
認識の正当化が無限後退や循環論証などの困難に陥ることを示し、確実な根拠に基づく判断の成立を疑うものである。
[[アイネシデモスの十の方式]]に影響を受けた[[👤アグリッパ]]が提唱し、[[👤セクストス・エンペイリコス]]の著作によって伝われた。
>[!summary] アグリッパの五の方式
> 1. 反目を論拠とする方式
> 2. 無限遡行に投げ込む方式
> 3. 相対性を論拠とする方式
> 4. 過程による方式
> 5. 相互依存の方式
^tropes
## 関連ノート
- [[📘『懐疑論 古代ギリシアからデカルト、陰謀論まで』]]
- [[アイネシデモスの十の方式]]
## 関連リンク
- [Agrippa the Skeptic - Wikipedia](https://en.wikipedia.org/wiki/Agrippa_the_Skeptic)