# アメリカ独立宣言 ## 概要 1776年7月4日、大陸会議で採択された、アメリカ大陸の13植民地がイギリスからの独立を宣言した文書。 すべての人間の平等や生命・自由・幸福追求の権利、人民の革命権などを掲げ、近代市民社会の原則を示した。この宣言は[[フランス人権宣言]]とともに、近代民主政治の基本原理の形成に大きな影響を与えた。 [[👤トマス・ジェファーソン]]を中心に起草され、[[👤ベンジャミン・フランクリン]]、[[👤ジョン・アダムズ]]らが修正した。 ## 詳細 ### 背景 当時アメリカ大陸東岸にあった13の植民地では、イギリスの[[重商主義]]政策のもとで貿易などが規制されていた。さらに[[七年戦争]]後、戦争による財政赤字を抱えたイギリスが植民地への課税を強化したことで、本国との対立が深まった。 1765年の[[印紙法]]に対して植民地側は「代表なくして課税なし」を掲げて抵抗した。1773年の[[茶法]]をめぐっても反発が高まり、[[ボストン茶会事件]]が起こった。イギリスがこれに対して[[強制法]]を制定すると、本国と植民地の対立はさらに激化し、1775年に[[アメリカ独立戦争]]が始まった。 ### 内容 全文は以下の三部からなる。 1. 自然権・革命権などの原則 2. イギリス国王[[👤ジョージ3世]]による圧政の告発 3. 13植民地の独立宣言 特に1では、すべての人は平等に生まれ、生命・自由・幸福の追求などの基本的人権を持つこと、また政府がこれらの権利を侵害するとき、人民には政府を変更・廃止する革命権があることなどを宣言している。 その思想的背景には[[👤ジョン・ロック]]の[[自然権]]・[[社会契約]]思想がある。 ## 関連リンク - [アメリカ独立宣言 - Wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E5%AE%A3%E8%A8%80)