# コンバット・ストレス反応 ## 概要 戦闘や軍事作戦に伴う極度のストレスに晒された兵士に生じる心理的・身体的な反応のこと。 パニック、混乱、記憶障害、言語障害、歩行困難、視覚・聴覚の異常など、さまざまな症状が見られる。多くの場合は急性の反応として現れるが、症状が長期化することもある。[[心的外傷後ストレス障害]]とは区別されるが、戦闘体験がその発症につながる場合もある。 ## 詳細 ### シェルショック [[第一次世界大戦]]中、戦闘に伴う精神的・身体的な症状が多数報告され、イギリスの心理学者[[👤チャールズ・サミュエル・マイヤーズ]]は1915年に「**シェルショック**」(shell shock)という用語を用いた。 当初は砲弾の爆発による脳や神経への物理的損傷が原因と考えられたが、爆発に直接さらされていない兵士にも同様の症状が見られたことから心理的な要因も重視されるようになった。一方で、症状が臆病さや士気の欠如として扱われることもあった。 その後、戦争ごとに「**戦闘疲労**」(combat fatigue)や「コンバット・ストレス反応」など、異なる用語が使われるようになった。「シェルショック」は第一次世界大戦期の歴史的な呼称であり、現代のコンバット・ストレス反応や[[心的外傷後ストレス障害|PTSD]]と完全に同義ではない。 ## 関連リンク - [コンバット・ストレス反応(戦闘ストレス反応)とは?症状・原因・治療法をわかりやすく解説|ココトモ](https://kokotomo.com/dictionary/combat-stress-reaction) - [戦闘ストレス反応 - Wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E9%97%98%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E5%8F%8D%E5%BF%9C) - [シェルショック - Wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF)