# スタージョンの法則
## 概要
SF作家[[👤シオドア・スタージョン]]の言葉に由来する、二つの格言からなる法則。
>[!note]
> 1. 「常に絶対的にそうであるものは存在しない」
> ("Nothing is always absolutely so.")
> 2. 「あらゆるものの90パーセントはカスである」
> ("Ninety percent of everything is crap.")
スタージョンは、2の観察を通して「特定のジャンル(たとえばSF)が本質的に低質である」という批判を否定し、「どの分野にも大量の低品質な作品が含まれている」という普遍的な事実を指摘した。そのため、彼自身はこの法則を1の意味、すなわち「絶対的な評価は存在しない」という洞察として用いていたとされる。
しかし、現在では「スタージョンの法則」といえば専ら2の意味で引用されることが多い。
## 関連リンク
- [スタージョンの法則 - Wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87)