# バカとエロの大縄跳び
## 概要
[[東洋経済オンライン]]に掲載された記事『「男性の役割」を普通に受け入れることへの違和感』で作家の[[👤白石玄]]が語った、いわゆる[[有害な男らしさ]]特有の空気感を示す表現。
>[!cite]
> **白岩**:僕の場合、自分が男性として育つ中で経験した「バカとエロの大縄跳び」が本当に嫌だったという実体験があるんです。男子はみんなでバカなことをするとか、エロを受け入れるという強制参加の大縄跳びのようなものがあって、とにかくそこに入らないことには男の子として認められないという空気がありました。
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> 僕は嫌だったけれど入らざるを得ないから、もう飛んだふりするみたいな感じでやってきたのですが、本当につらかった。息子がもしそういうことを好まなかった場合、自分と同じようにその中で生きていくしかないとしたらつらいと思うのですが、親にできることは限られていますよね。
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> 引用:[男性が「本音や弱音を吐きづらい」社会の問題点 白岩玄×田中俊之が語る「男性の生きづらさ」 | 生きづらい男たちへ捧ぐ 田中俊之の男性学 | 東洋経済オンライン](https://toyokeizai.net/articles/-/682885?page=2)
[[有害な男らしさ]]を備えたコミュニティに受け入れてもらうための強制参加感や、一度跳び始めたら降りることのできない雰囲気を「大縄跳び」に喩える。
## 関連ノート
- [[📘『その〈男らしさ〉はどこからきたの? 広告で読み解く「デキる男」の現在地』]]
## 関連リンク
- [「男性の役割」を普通に受け入れることへの違和感 白岩玄×田中俊之が語る「男性の生きづらさ」 | 生きづらい男たちへ捧ぐ 田中俊之の男性学 | 東洋経済オンライン](https://toyokeizai.net/articles/-/682884)