# 📘『戸籍の日本史』
## 概要
2025年10月7日に[[インターナショナル新書]]([[集英社インターナショナル]])から刊行。
[[👤遠藤正敬]]による新書。
世界で唯一の「戸籍国家」である日本の戸籍制度はどのようにして生まれ、国際化の「見えざる障壁」となった現在もなぜ存続しているのかを解説する。
## 目次
- 一章 「日本人」としての証明書
- 二章 「古代の制度」がなぜ復活したのか
- 三章 明治国家が創り出した「家制度」
- 四章 戸主という名の「君主」
- 五章 「婿」と「妾」の国・日本
- 【寄り道 その一】 人別帳の世界――江戸時代の「戸籍」
- 六章 創り出された「日本人」
- 七章 早くも現われた「限界」――徴兵制と国勢調査
- 【寄り道 その二】 本籍を「皇居」に置く人たち
- 八章 戦前の「無戸籍」問題
- 九章 差別の温床として
- 一〇章 「大日本帝国」の戸籍――朝鮮、台湾、そして満洲
- 一一章 国破れて「家」あり
- 一二章 「日本人」の再編
- 一三章 天皇に戸籍はあるか
- 一四章 『サザエさん』に見る戦後の「家」
- 終章 戸籍がなくても生きていける
## 関連ノート
- [[2025-11-29 📘『戸籍の日本史』を読む]]
## 関連リンク
- [戸籍の日本史 | 集英社インターナショナル 公式サイト](https://www.shueisha-int.co.jp/publish/%E6%88%B8%E7%B1%8D%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2)
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