# 2025-02-01 [[🎞️『リアル・ペイン~心の旅~』]]を観る ## 感想 劇場で鑑賞。 ![Xユーザーのこーしんりょー@SpiSignalさん: 「『リアル・ペイン〜心の旅〜』観た。嫌いになる一歩手前の正直さで、かえって好きにならざるを得ないいとこをキーラン・カルキンが熱演。コミュニケーションを通じた痛みとの対話。話すことも、触れることも、悲しむことも、叩くことも。」 / X](https://x.com/KO_SHIN_RYO/status/1885584361527140629) ### キーラン・カルキン 本作で[[アカデミー賞]]の助演男優賞にノミネートされた[[キーラン・カルキン]]が凄い、という前評判は耳に入っていた。たしかにこれは凄い。 正直過ぎる人間は付き合いにくい。付き合いにくいからどうしても苦手になってしまう。しかし、正直にぶつかりに来てくれる他者というのは貴重なもので、ときにはその正直さに大いに救われることもある。 だから正直過ぎる者、というのはある地点までは好かれる傾向にあるが、ある一線を越えるととたんに嫌われ者になってしまう。[[キーラン・カルキン]]演じるベンジーは、まさにその一線の境目にギリギリのバランスで立つ「好かれる人間」だ。 脚本の力もあるだろうが、それを嫌味なく演じて見せる[[キーラン・カルキン]]の凄まじさにやられてしまった。ベンジーにはもうひとつ難しい設定も潜まれているのだが、それも含めて見事に演じきり、大変味わい深いキャラクターに仕上がっていた。 ### ファーストデイ、上映初週、土曜日。何も起きないはずがなく… そんなわけで映画は面白かったのだが、鑑賞体験としては最悪だった。終盤集中できず、あまり内容を憶えていない。 ![Xユーザーのこーしんりょー@SpiSignalさん: 「久々に映画館ガチャに敗北。終盤の重要なシーンで鳴り響く可愛らしい着信音らしき音。本人が寝てたのかどうか知らないけれど2分くらい鳴り響いてて殺伐とした空気が流れた。そして左隣のおじさんが最初から最後まで爆音鼻息を鳴らし続ける。生理的なものだからしょうがないけれどまた人を殺めかけた。」 / X](https://x.com/KO_SHIN_RYO/status/1885585055181135990) あった出来事としては上記ポストのとおり。 事件の現場は[[📍TOHOシネマズ シャンテ]]だ。TOHOシネマズ系列ながらミニシアターであり、特徴的なラインナップ目当てでよく通う映画館であるが、トラブルも多い印象がある。 この失敗から学べることと言えば、人が集まりやすい条件が揃った上映回はできるだけ避けろ、ということだ。 ## 情報 ![[🎞️『リアル・ペイン~心の旅~』#予告編]] ![[🎞️『リアル・ペイン~心の旅~』#主要スタッフ]] ![[🎞️『リアル・ペイン~心の旅~』#関連リンク]]