# 2025-03-09 [[🎞️『ゆきてかへらぬ』]]を観る ## 感想 劇場で鑑賞。 ![Xユーザーのこーしんりょー@SpiSignalさん: 「『ゆきてかへらぬ』観た。なんとまあ気取り散らかした男と女の映画だろうか。その気取り具合に羞恥心とともに羨望を抱いてしまったよ。」 / X](https://x.com/KO_SHIN_RYO/status/1898584508506464565) とにかく前半、京都パートでの[[👤広瀬すず]]さんの扇状的な演技がたまらない。17歳の[[👤中原中也]]([[👤木戸大聖]])の家に転がり込む三歳年上のお姉さん。 大正・京都の町並みを再現した美術と合わせてなんともエロティックだなあと思っていたら、後半、[[👤小林秀雄]]([[👤岡田将生]])に「エロティックな女性だ」と評されるシンクロニシティに少しだけ恥ずかしくなったりする。 この気取った雰囲気は好き嫌いが分かれそうだ。正直、観ていて気恥ずかしくならないといえば嘘になる。しかし、徹頭徹尾この気取り具合を貫き通すスタイルは好ましい。その空気は予告編を観るだけでも鼻につくことだろう。なんなら公式サイトをちらりと見るだけでもそのかおりを味わえるはずだ。 >[!check] > - [映画『ゆきてかへらぬ』公式サイト](https://www.yukitekaheranu.jp/) 鑑賞中、やや花粉症の症状が重くなってきたので後半は集中力が切れてしまったが、一発「酔う」には度数の高い映画となっており、しばらくは忘れられなさそうだ。 ## 情報 ![[🎞️『ゆきてかへらぬ』#予告編]] ![[🎞️『ゆきてかへらぬ』#主要スタッフ]] ![[🎞️『ゆきてかへらぬ』#関連リンク]]