# 2025-03-15 左耳にホクロがあることに気づく
あなたが今日という一日を過ごす中で、最も役に立たない知識を授けよう。
私は鏡を見て驚いた。左耳の、顔を正面から見て影になっている部分にホクロがあることに気づいたのだ。
これまで生きていてなぜ気付けなかったのだろう。ただただ自分の身体に興味がなかったからだろうか。
たとえばピアスをつけようと思い立ち、自らの耳について詳細に調べるといった経験があればそこで気づくことができていたかもしれない。
あるいは他者からの指摘により気づけた可能性もあったかもしれないが、あいにく耳舐めプレイを受けた経験がないのであった。あ、耳かきでいいのか……。
この世界には謎が多い。
自分の身体についてすらさっぱり分かっていないということに気づく経験は、自らがまだまだ[[井の中の蛙大海を知らず|井の中の蛙]]であるということを思い出させてくれる。
あなたも今一度自らの身体を隅々まで点検してみてはいかがだろうか。まだ見つけられていない隠しキャラクターを探し当てることができたらちょっとだけテンションが上がるかもしれない。
というわけでこのお話の教訓は、自分の身体への理解なんて所詮こんなものなのだから、自らの身体の健康を過信せずにちゃんと病院へ行こうということだ。本当か?