# 2025-08-02 [[🎞️『アンティル・ドーン』]]を観る ![[レーティング#^r-18]] ## 感想 劇場で鑑賞。 ![Xユーザーのこーしんりょー@SpiSignalさん: 「『アンティル・ドーン』観た。いろんなバリエーション死に方ができるから、スラッシャーとタイムループは相性がいいのかもしれない。でも一回性の恐怖が減じる難しさもあるな〜と思いながらも、景気良く殺されまくる楽しい映画だった。」 / X](https://x.com/KO_SHIN_RYO/status/1951576801765146829) この日のメインのお目当ては上映回数が極めて少なくなった[[🎞️『この夏の星を見る』]]だったため、本作の鑑賞はついでというか、はしごするのにちょうど良かったというポジションだった。原作ゲームも未プレイである。 そういう意味では、事前に期待できる雰囲気のものがそのままお出しされるタイプの作品だったため安心して楽しむことができた。内容は[[スプラッター]]多めのホラーなので安心さとは程遠いのだが。 失踪した姉を探す目的で訪れた山。そこで主人公たちは謎の怪人に殺されてしまう。しかしその直後にそこへと訪れた時間へと巻き戻り――ということでホラー×[[タイムループ]]だ。 [[スラッシャー]]映画では限られた人数の若者が殺人鬼に追いかけ回され殺されて次第に数を減らしていく――という構造を持つが、[[タイムループ]]をそこに導入することで==一人のキャラクターに対して色んな死に様シチュエーション大喜利が楽しめる==。 さらに言えば[[スラッシャー]]にこだわる必要もない。ループするのならオカルト現象やゾンビのような化け物を動員するのも自由自在だ。 そして終盤には「死ぬのは飽きた」といわんばかりに、脱出を目指してアドベンチャー映画へとシフトする。コロコロとジャンルが切り替わり、味変も効いている。 レーティングもR-18+なこともあり、ゴア描写もやり過ぎ手前のバランスでしっかり恐怖に寄与していたいのではないだろうか。 正直、タイムループする理屈はよく分からなかったが、まあそこはホラーなので、理屈のつかなさこそが恐怖の一要素であるという言い方もできるだろう。 ## 情報 ![[🎞️『アンティル・ドーン』#予告編]] ![[🎞️『アンティル・ドーン』#主要スタッフ]] ![[🎞️『アンティル・ドーン』#関連リンク]]