# 2026-02-22 [[📘『炎上で世論はつくられる 民主主義を揺るがすメカニズム』]]を読む
## 感想
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私自身、[[𝕏]]を中心に[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]にどっぷり寄りな人間であり、本書で考察されている影響については体験的に知っていることが多く、そういう意味では「再確認」の読書だった。
だからどちらかと言えば私ほど[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]のヘビーユーザーでない方をターゲットとした書籍と言えるだろう。
2024年の都知事選での石丸現象や兵庫知事選での前職・斎藤元彦の再選、そして2025年の参議院選挙における参政党の躍進にインターネットはどのような貢献をしたのか。このあたりのトピックを把握するにはよい一冊だろう。
ただし、出版時期からも分かる通り最新の2026年2月の衆議院解散総選挙でまた状況はいくらか更新されてしまったきらいがある。もちろん、その更新を理解するためにそれまでの流れをおさらいすることには価値があるといえる。
個人的に読みどころだったのは第4章の規制にまつわるトピックだ。
他国での規制の現在と、日本での今後の規制のあり方の模索については未知の情報が多く楽しめた。
「規制=言論抑制」という二元論に陥りがちだが、著者は必ずしもそうではないというスタンスで、例えば「選挙期間中の選挙関連コンテンツのマネタイズを停止する」といったアイデアを挙げる。[[𝕏]]の近年の動きもそうだが、やはりマネタイズの仕組みが色々と歪めているところが多いと感じており、「選挙関連コンテンツ」の判別方法など障害はあるものの、支持したいアイデアだと感じた。
## 情報
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