# 2026-04-10 [[📗『BugBug』]]と[[📗『メガストア』]]の2026年5月号を読む インタビューを中心に気になった記事をメモする。 ## [[📗『BugBug』]]2026年5月号 ### [[🎮️『Relirium-レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険と』]]特集 今号最大の10Pの特集。プロデューサーの[[👤アラガー]]氏の3Pインタビュー。 新作だけでなく、この20年間のゲームづくりについても広範に答えている。 「[[Whilepool]]らしさ」のようなものは正直わからないという。そうした中、同じメンバー、同じフォーマットで作り続けていく内に、そこから変わらない部分をユーザーが「[[Whilepool]]らしさ」として受け取ってきたのだと。それは作り続けたことで生まれた副産物だという。 この点は我々エロゲーマーが各ソフトメーカーを「ブランド」として認識するうえで、はたして「ブランドイメージ」というものは何なのかを考えさせられる体験談だ。 [[Whilepool]]の強みはキャラゲーとシナリオゲーのバランスの妙という。例えば[[🎮️『pieces/渡り鳥のソムニウム』]]ならばキャラ2でシナリオ8、[[🎮️『はじめるセカイの理想論 -goodbye world index-』]]ならばキャラ4でシナリオ6というイメージ。 そこで最終作となる[[🎮️『Relirium-レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険と』]]ではキャラの魅力とシナリオの深みをともにマックスを目指して5対5のゲームを作ろうと。 開発チームは解散するが会社は残す形のため、販売は継続するとのこと。 ### [[🎮️『ストレイ・シープと死者の声 Vol.1 Stray Sheep vs. Unreal Killers』]]スタッフ直撃インタビュー 企画・シナリオの[[👤呉]]氏の4Pインタビュー。 [[👤呉]]さん自らシナリオを務めるのは[[🎮️『サクラノモリ†ドリーマーズ2』]]依頼。それで「シリアスな作品はしばらくは作らなくていいかな」という気分になったが、それから10年経って「そろそろシリアスな作品を作ろう」と。 シナリオ容量的には1MBほどとあまり多くはないが、修正や書き直しに時間がかかったという。 とは言えおよそ50万文字相応。フルプライスとしては確かにやや少なめだが、ミドルプライスの分作と考えると、合わせて1MBならばそれぞれ集中して一気にプレイできそうな分量となり、企画の性質的にはちょうどいいラインなのではないかなと。 このタイミングでサスペンスホラーを前面化した企画を出したのも特に市場やニーズに合わせたということはなく、あくまで作りたくなったから作ったと。 普段から作品テーマなどは決めずにシナリオを書いているという。過去作との差別化で言えば[[🎮️『サクラノモリ†ドリーマーズ』]]シリーズが学園、[[🎮️『仄暗き時の果てより』]]は田舎の離島、そして今作は都市ということで、舞台に合わせて物語を構築しているようだ。 Vol.1が既に発表されているように6月26日発売、Vol.2はまだ未定だが一応9月を予定しているという。あまり待たされることもなく続けてプレイできそうで助かる。 今後も[[MOONSTONE]]ブランドでのゲームリリース頻度が高くなるということはなく、あくまで[[👤呉]]さんがサスペンス・ホラー路線の作品を作りたいなと思ったときに使うと。 また[[MOONSTONE Cherry]]でも年内発売予定の新作を制作中とのこと。こちらも楽しみ。 ### 声優STATION - [[👤柚原みう]]インタビュー 2009年デビュー。個人的には[[🎮️『凍京NECRO』]]の**宝形イリヤ**の印象が強い。 デビュー作の[[🎮️『終わりなき夏 永遠なる音律』]]。当時所属していた事務所は18禁の仕事を受けていなかったが、事務所に貢献すべく歌のデモを持って社長のところにプレゼンしたところ、本作のED曲とメインヒロインのオーディションが来ていたと。結果的にメインヒロイン役で合格してアダルトゲームデビュー。 そもそも18禁の仕事がよく分かっていなかったので[[🎮️『君が望む永遠』]]を購入して内容を理解。 ネットで調べたところチュパ音は「チュパ音おじさん」という専門の人がいるという都市伝説を信じてしまったらしく、台本をもらった時にそのことを尋ねたら「なんですか、それ?」と返されたというエピソードで笑った。 上記のエピソードも含め、インタビュー全体から醸し出される生真面目さに好感を持った。次に作品でお会いするのが楽しみ。 ### BugBugコラム酒場 [[👤るーすぼーい]]は「好きなバーチャルYouTuberがいたら教えて!!」というお題に対して原稿を書く直前まで[[弦巻マキ]]と答えようとしていたとか、[[👤王雀孫]]が頑なに[[Twitter]]表記を貫いていたりとか、色々と限界老人コラムめいていて笑った。 ## [[📗『メガストア』]] 2026年5月号 ### [[🎮️『絡恋インヴィテーション』]]特集 巻頭6Pの特集。ディレクターの[[👤古月瓜]]氏の2Pインタビュー。 企画立ち上げの経緯は、ブランドプロデューサーの[[👤あおきゅん]]氏から「元カノを登場させた作品を作りたい」と言われたことから。そこから二人の元カノを登場させて主人公を奪わせるという基本の形ができたという。 ### [[🎮️『姫と艶欲のインペリウム』]]特集 6Pの特集。シナリオの[[👤野原駆]]氏、原画の[[👤クルエルGZ]]氏、[[👤あおいあいう]]氏、[[👤はっとりまさき]]氏、[[アーサー石井]]氏、[[👤蒼瀬]]の2Pインタビュー。 BGV(バックグラウンドボイス)をエスクードで初採用。意外。 原画陣を揃えてのインタビューなので各キャラクターデザインや設定について細かく言及。シナリオについては色々と発売前には明かせない内容もある様子なのでクリア後に読み返したい。 ### [[👤胡桃ふゅ]]のエロゲ業界探検隊 - [[👤Ayumi.]]インタビュー [[🎮️『シスター・プリンセス』]]でギャルゲーにはまり込み、コミケ戦士だったことから[[🎮️『こみっくパーティー』]]に惹かれ[[ドリキャス|ドリームキャスト]]と一緒に購入。それにもはまり画集を買ったら見たことのないエッチな絵が載っていた、というのがエロゲーの入口。 当時はコンシューマ版からこういうルートでエロゲーに触れたユーザーが多かったんだろうなあと思ったりした。 美少女ゲームソングデビューのきっかけは、当時出演していたテレビ番組で[[🎮️『 Piaキャロットへようこそ!!』]]について語っていたところ、その番組内容を書き下ろしているブロガーがいて[[F&C]]のプロデューサーの目にとまり、呼び出されたことから。それで[[🎮️『あいかぎ2 ~濡れた髪が乾く前に~』]]の主題歌を歌うことに。 声優だと養成所があるが、歌手の場合は営業で仕事を探すことになる。イベント含め、直接音源をメーカーやゲーム音楽関係者に渡すことになる。 [[Ayumi.]]さんの場合はデビュー以降3年で3曲しか歌えず、これはマズいと事務所に所属することに。ちなみに以前の[[Ayumi.|オリヒメヨゾラ]] から名義が変わったのは事務所を辞めたからとのこと。 [[Ayumi.]]さんは作詞もやる。その際はメーカーから資料はあるもの全部出していただけると。とはいえほとんど資料がないこともあり、印象的な案件では「桜の中で大団円」とだけ伝えられて作詞したこともあるという。[[🎮️『神咒神威神楽』]]のエンディング曲。