# 2026-05-08 [[🎞️『プロジェクト・ヘイル・メアリー』]]を観る ## 感想 劇場で鑑賞。[[IMAX#IMAXレーザー/GTテクノロジー|IMAXレーザー/GTテクノロジー]]版。 ![Xユーザーのこーしんりょー@SpiSignalさん: 「『プロジェクト・ヘイル・メアリー』観た。IMAXレーザーGT版。視界すべてに広がる宇宙空間にひとり……いや、ふたりぼっち。フィクションとしての説得力を科学描写の連打で担保した(だからのそのあの展開がネタバレ厳禁とされた)原作に対して、映画らしくビジュアルでねじ伏せる。ロッキー最高。」 / X](https://x.com/KO_SHIN_RYO/status/2052706663543783737) >[!info] > ![[🎞️『プロジェクト・ヘイル・メアリー』#概要]] ### 科学、友情、勝利 昨年夏頃に原作を読み、楽しみにしていた本作。 [[IMAX#IMAXレーザー/GTテクノロジー|IMAXレーザー/GTテクノロジー]]専用画角があるということで[[📍グランドシネマサンシャイン 池袋]]での鑑賞機会を伺っていたのだが、なかなかタイミングが合わないうちに[[🎞️『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』]]が始まり枠を奪われしょぼくれていたのであった。 そんな折、この週末に再び上映枠が割かれたのでなんとか駆けつけることができた。 すでに評判高く、日本国内でも洋画の中では結構ヒットしているし、原作もかなり好きだったので実際に観たらそりゃあ面白かった。 いわゆる宇宙SFフィクションの肝とは、個人的には「**巨大な宇宙空間に孤立する人物の孤立**」、そして「**人類最高の優秀な知力・体力を持つ宇宙飛行士像**」の二点だと思っている。 本作は前者においては完璧で、後者においてはある種のカウンター的な描かれ方が特徴だ。主人公の**グレース**([[👤ライアン・ゴズリング]])過去に生物学者としての経歴はあるものの中学の科学教師であり、ヘイル・メアリー計画へのコミットも初めは消極的で「臆病者」という自意識がある。 格好良さとヘタレな感じ、そして何より本作に必要なユーモアを体現できる俳優として[[👤ライアン・ゴズリング]]はベストな配役だと感じた。実在の宇宙飛行士である[[👤ニール・アームストロング]]を演じた[[🎞️『ファースト・マン』]]との対比として見ても面白い。 ### 色んな意味で高すぎたハードル そんなわけで[[IMAX]]のバフ込みで総じて満足感は高いものの、[[👥フィル・ロード&クリス・ミラー]]監督コンビの新作としては思っていたよりも「普通の実写化」だったなあという気も。 何と言っても[[👤アンディ・ウィアー|同原作者]]の似たような宇宙SF小説の映画化には[[🎞️『オデッセイ』]]がある。 [[👤リドリー・スコット]]と比較するのも酷な話だが、映画的脚色としては[[🎞️『オデッセイ』]]に分があるかなあと感じた(脚本家は同じだけども)。 また、終わり方については一捻り欲しかった。原作では明らかに[[🎞️『オデッセイ』]]の脚色で加わったシーンをオマージュした締めくくり方をしていたので、それを映画化するのであればまた異なるラストショットのアイデアがあって欲しかったというのが正直なところだ。 もちろん[[🎞️『オデッセイ』]]の段階であの終わり方が完璧だったので難しいところではあるのだが、このコンビなら何か策があるのだろうかと期待していたところはあった。 最後に余談。[[📍グランドシネマサンシャイン 池袋]]は帰りのエスカレーターが長いことで有名だが、そこで[[🎞️『ロッキー』]]のテーマ曲[[🎵『Gonna Fly Now』]]が流れていて笑った。 他に思い当たるフシがないのでおそらく[[🎞️『プロジェクト・ヘイル・メアリー』]]に合わせて流しているのだろうと思われる。気が利いていると言うよりはちょっとバカっぽいが、作品の雰囲気的にもこうしたギャグは合っていて嫌いじゃない。 ## 情報 ![[🎞️『プロジェクト・ヘイル・メアリー』#予告編]] ![[🎞️『プロジェクト・ヘイル・メアリー』#主要スタッフ]] ![[🎞️『プロジェクト・ヘイル・メアリー』#関連リンク]]