# 2026-06-24 [[🎮️『メトロイドプライム』|🎮️『メトロイドプライム リマスタード』]]をプレイ ## 感想 ### はじめに 2023年に発売された[[🎮️『メトロイドプライム』|🎮️『メトロイドプライム リマスタード』]]をプレイ。一周攻略して満足。探索度は78%だが、二周目は良いかな。 久しくFPSをプレイしていないので、何か一人称視点のゲームはないだろうかと思っていたところ、積んでいた本作をチョイス。 他の候補としては[[🎮️『OUTER WILDS』]]か[[🎮️『タイタンフォール2』]]なども考えたが、[[『メトロイド』シリーズ]]を一作くらい触っておこうと思い、配信開始当初に購入して積んでいた本作を選んだ。 ### FPSではなくFPA(ファーストパーソンアドベンチャー) まったくゲーム内容の事前知識がなかったのでオープニングから面食らったが、これはFPSではないなと真っ先に分かった。 エイミングを重視しておらず、ターゲットへ照準を合わせるのは基本的にロックオン頼りなのだ。 だから主人公の[[サムス・アラン|サムス]]の視線移動を大雑把にして、視界に敵が入ったらロックオンボタンを押せばその敵に追随する。なるほどこれは一人称視点の3D[[『ゼルダの伝説』シリーズ|ゼルダ]]っぽい手触り。360度ぐるりとマップを見渡しながら、先へ進むための手がかりを探すことに重点を置いた作りは明確にアドベンチャーゲームである。 そこで公式のジャンル名を確認すると「ファーストパーソンアドベンチャー」。これを書く過程ではじめて知った。 オリジナルは2002年(日本版は2003年)、[[ニンテンドー ゲームキューブ]]での発売。 日本ではまだまだFPSというジャンルが盛んでなかった頃の作品ということで、北米では批評的にも商業的にも大成功したタイトルだが、日本では苦戦したようだ。 もともと[[『メトロイド』シリーズ]]自体が我々日本人が素朴に考える[[任天堂]]の雰囲気からかけ離れたハードめな作品世界を構築していたことも影響しているかもしれない。 そんな作品のリマスターということだが、確かに全体的なルックはしっかり2020年代の作品になっている。 しかし2002年当時のユーザビリティと硬派さをしっかり維持しているようで、古さを感じるところもあるがオリジナルの味もしっかり感じることができた。 ゲームプレイはなるほど一人称3Dでの[[メトロイドヴァニア]]。 ジャンルの本家だから当たり前なのだが、漠然と頭の中にある[[メトロイドヴァニア]]の特徴をすべて備えている。 オープニングではほぼすべての基本アイテムや武装が使える状態でスタートするが、ある事故が起きてそれら武装をすべてロストし、本編が開始するとかつて使えたパワーアップを収集していくことになる。 最初の武装が少ない状況から徐々にパワーアップしていくモチベーションは、フィールドのレベル(マップ)に仕掛けられている。 壊せそうな壁、潜れそうな穴、そういった「行けそうで行けない」箇所が序盤からそこここに設置されており、オープニングで使えたあのパワーアップがあれば……とプレイヤーに探索の動機を与えている。そこが巧い。 一人称視点を活かしたギミックとしてバイザーがある。 バイザー、すなわちサムスの視覚を補助する機能には、敵やオブジェクトの情報を表示するものや、サーモグラフィー機能を備えたものなど複数ある。プレイヤーはそれらを切り替えながら情報を集め、戦闘を有利に進める。 このメカニクスは「プレイヤーがゲーム画面で見ている画面」=[[サムス・アラン|サムス]]の視点、という没入感を強化することに貢献しており、単に[[『メトロイド』シリーズ|『メトロイド』]]を3Dに置き換えました、以上の意味を与えることに成功していると感じた。 難易度については一言で答えるのは難しい。 探索はなかなか難しく、最終的に集めることになる「アーティファクト」というアイテム群はヒントも抽象的でけっこう迷うことになった。 戦闘については緊張感はあるがそこまで難しくはない。先述したようにエイミングは求められず、相手取る敵の特徴に合わせた武器選択や回避行動を理解すれば負けることはないバランス。 しかし、ここが2002年らしい硬派な作りなのだが、本作はセーブポイント制である。セーブポイント間はけっこう長く、負けたらそれまでの探索は失われて最後にセーブしたポイントまで巻き戻る。 ミサイルの弾数なども序盤は厳しくリソース管理をしながら複雑なマップを進み、もしも負けたら最後のセーブ地点まで巻き戻される。そこにゲームの緊張感は生まれるが、現代のゲームをプレイしている人間からするともう少し救済機能が欲しいと感じたのが正直なところだ。 セーブポイント地点にジャンプトラベルできれば探索もかなり快適になるが、そうするとさすがにヌルくなりすぎるだろうか……? ### おわりに 初見で触れたシリーズ作としては、やはり[[任天堂]]らしからぬダーク・ハードな宇宙SFという世界観に魅力を感じた。 次は[[🎮️『メトロイド ドレッド』]]に触れてみたいと思う。([[🎮️『メトロイドプライム4 ビヨンド』]]は評判が…… ## 情報 ![[🎮️『メトロイドプライム』#関連リンク]]