# 2026-07-12 [[📗『BugBug』]]と[[📗『メガストア』]]の2026年8月号を読む インタビューを中心に気になった記事をメモする。 ## [[📗『BugBug』]]2026年8月号 ### [[🎮️『COCORO』]]特集 4Pの特集。ディレクターの[[👤かづや]]氏の1Pインタビュー。 ヒューマノイドを描くにあたって[[🎮️『ATRI -My Dear Moments-』]]の頃よりもAIが身近となった今だから描ける物語を作りたいと語る。最初から人間らしかったアトリと比べて、今作のヒロインであるココロははじめはヒューマノイドらしさを残しており、そこに葛藤や矛盾が生じていくドラマになるという。 [[👤紺野アスタ]]さんが[[🎮️『GINKA』]]のシナリオを書き終わった1ヶ月後くらいには話が出て、そのDL版発売後から具体的な内容について話し合いをはじめたという。 ゲーム全体のボリュームは[[🎮️『GINKA』]]と同程度とのこと。 ### [[🎮️『さくらぶトライアングル』]]スタッフ直撃インタビュー ディレクターの[[👤野島修]]氏への4Pインタビュー。 姉妹との三角関係と、幽霊ヒロインとの時間的な制約のある恋愛を描く。切なさを打ち出した作風は、これまでの[[あざらしそふと+1]]のブランドカラーよりも、今作のメインスタッフである[[👤藤原々々]]さんと[[👤丸谷秀人]]さんがこれまで手掛けられてきた作風に寄せている。 「ちょっぴり切ない」とはいっても[[あざらしそふと+1]]作品ということで、読後感の良いハッピーエンドの物語になっているという。 座組に注目。まずは[[👤藤原々々]]さんが昨年3月ごろにエロゲーの仕事を募集している旨をポストし、野島さんがファンだったためお声がけしたという。 お声がけするに当たって温めていたアイデアの中から々々さんの絵柄に合う企画を組み立てたのが本作の原型とのこと。 >[!cite] > ![Xユーザーの藤原々々@ころころころんぴさん: 「またエロゲ仕事戻りたくて去年末あたりから探してるんですが 自分くらいの絵面(?)でも関わらせてもらえそうなエロゲ屋さんってどこか情報ございませんでしょうか… (時勢的にロリ系とか厳しいのは理解;) コロナやらで世の中ドタバタな間に時間経ってしまって人脈やら完リセット状態なのです(汗)」 / X](https://x.com/wara2/status/1898617477917286622) > > 件のポスト。本件と関係ないが[[👤藤原々々]]さんは実は[[🎮️『ふぃぎゅ@メイト』]]のネタ出しをされた方として、私としては足を向けては寝られない方である。 そして々々さんが原画となればシナリオは丸谷さんでしょう、という野島さんの趣味で、流れで丸谷さんにもお声がけしたとのこと。 わざわざ補足する必要もないかと思うが、このコンビはゼロ年代中盤から後半にかけて[[PULLTOP]]で[[🎮️『ゆのはな』]]、[[🎮️『遥かに仰ぎ、麗しの』]]、[[🎮️『しろくまベルスターズ♪』]]と名作を連発していたふたりである。野島さん自身はリアルタイム世代でなく後からプレイしたという。 キャストは7月半ばに発表予定。原画とシナリオがベテランなので、声優は若いユーザーに興味を持っていただけるよう現在活躍されている方を選んだとのこと。 ### 声優STATION - [[👤水野七海]]インタビュー 2016年デビュー。もともと美少女系コンテンツが好き。父親がパソコン好きでパソコンショップについて行った際、[[🎮️『Canvas 〜セピア色のモチーフ〜』]]のトレーディングカードが売られており可愛くて買って帰ったら、あられもないシーンのカードが出てきたというエピソードを語る。 大学時代に[[東日本大震災]]をきっかけに「普通の毎日が当たり前のように続くわけじゃないんだ」と悟り、一度は気持ちが切れていた声優の道へ。 現在とは別の名義で2012年頃に養成所に通いながらモブの仕事などをしており、一年目が終わるタイミングで事務所所属の全声優が受けるオーディションがありデビューが決まる。しかし「自分のやりたい仕事のやり方が出来なかった」と事務所を辞めて、2016年から現在の[[👤水野七海]]名義で再出発した。 ## [[📗『メガストア』]] 2026年8月号 ### [[🎮️『ネモフィリア-We pass each other-』]]特集 4Pの特集。ディレクター・シナリオの[[👤満腹亭白米]]氏の2Pインタビュー。 [[2026-05-09 📗『BugBug』と📗『メガストア』の2026年6月号を読む#🎮️『ネモフィリア-We pass each other-』 特集|前々号のインタビュー]]ではブランド設立についての質問がメインだったが今回はゲーム内容について踏み込む。[[2026-06-21 📗『BugBug』と📗『メガストア』の2026年7月号を読む#🎮️『ネモフィリア-We pass each other-』 スタッフ直撃インタビュー|前号『BugBug』のインタビュー]]含めて情報はかなり出揃った印象。 本作は三部作。今回の一作目は夏の宿坊、二作目は冬の学校、三作目は春の離島が舞台となる。世界観はすべて共通で、主人公も同じであり、しかしそれぞれちょっとした変化があるという。 妹の**澪**は序盤は懐かないヒロインながら、二作目からはもっと自分を押し出してワガママな一面を見せる……という風に今後のシリーズ構想も匂わせつつ、最後には「3部作のその後にもぜひご注目ください!」と締めている。 ### [[👤胡桃ふゅ]]のエロゲ業界探検隊 - [[👤おいなりP]]インタビュー [[Littlewitch]]、[[天狐]]でゲーム制作に従事し、先日[[🎮️『英雄*戦姫WWW』]]をリリースした[[天狐]]の[[👤おいなりP]]氏へインタビュー。 [[🎮️『英雄*戦姫WWW』]]がDL販売オンリー、かつ同人での販売。DL販売のみなは価格を抑えるためで、同人なのは[[天狐]]が[[コンピュータソフトウェア倫理機構|ソフ倫]]を脱退しているため。 [[🎮️『英雄*戦姫WW』]]はオンラインゲームとしては2年4ヶ月続いたタイトルで、続けようと思えば続けられる程度には好調ではあったのだが、続けるのは大変だったという。新規層が一気に増える機会は少なく、かつ課金圧を上げるやり方は採用したくなかったと。 他タイトルとのコラボも世界観を重視して基本的に拒否したが、唯一[[🎮️『超昂大戦エスカレーションヒロインズ』]]だけは、[[アリスソフト]]の大ファンということもあって直接連絡を取って詳細を詰めて進めたという。 オフライン版の発売はもともと構想があり、開発初期段階でプロジェクト上層部と協議して[[天狐]]側で商標登録をしていた。 サービス終了のタイミングで正式にオフライン版の企画を立ち上げたが、思ったよりも難航。特に素材の権利関係を整理する作業と、オンライン版のデータをオフライン用に変換できるプログラマー探しが難しかったという。 [[Littlewitch]]の話も。[[フローティングフレームディレクター|FFD]]システムは元々シューティングゲーム用に考えたシステムだったこと、そのシステムを開発した当時のプログラマーは現在超有名ゲームのプログラムを担当していると語られている。 「細かいことはわかりませんが」という留保付きだが[[🎮️『英雄*戦姫』]]も[[Littlewitch]]時代と同じシステムで動いているため、戦闘カットインなどは[[FFD]]の応用で動いているかも、とのこと。 キャスティングについて、[[🎮️『英雄*戦姫WW』]]では未公開とした。音響制作会社にあらかじめオフライン版制作の構想を伝えたところ、担当から「CVを公開しないほうが、調整が楽だと思います」と提案を受けたため。 個人的に知っている例として[[🎮️『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> SUICIDE MISSION』]]では声優を公開していたが、サービス終了後に販売されたデジタルアーカイブではボイスがなくなっていたので、このアドバイスは的確だったのだろうなと思った。 また、[[🎮️『英雄*戦姫』]]シリーズ共通で戦闘ボイスには「声に殺気を込めないように」というオーダーをしているという。殺し合いではなく運動会をしているイメージとのこと。 [[👤おいなりP]]さん自身は[[🎮️『英雄*戦姫WWW』]]発売後に[[天狐]]を退職。だから[[天狐]]の今後については不明。 しかし個人で[[コアマガジン]]社とのコラボ企画の同人ゲーム開発を進めており、「河原で拾ったエロ本をお手本にして神絵師を目指す」という内容らしい。