# 2026-07-24 [[🎞️『隣人たち』]]を観る ## 感想 劇場で鑑賞。 ![Xユーザーのこーしんりょー@SpiSignalさん: 「『隣人たち』観た。絵に描いたように仲の良いお隣さん同士だったのに、片方の家の息子が事故で亡くなったことをきっかけに疑心暗鬼に陥っていくスリラー。息子を亡くしたアン・ハサウェイの一挙手一投足が気まずいし怖い。」 / X](https://x.com/KO_SHIN_RYO/status/2080498848821400058) >[!info] > ![[🎞️『隣人たち』#概要]] [[👤ジェシカ・チャステイン]]と[[👤アン・ハサウェイ]]が隣人同士という、[[🎞️『インターステラー』]]を思わせる顔合わせ。60年代ファッションに身を包んだふたりの美しさとは裏腹に、その友情が一人の子供の死をきっかけに静かに崩壊していく心理スリラーだ。 [[👤ジェシカ・チャステイン]]演じる**アリス**は、[[👤アン・ハサウェイ]]演じるセリーヌの息子がバルコニーの手すりで遊んでいる姿を目撃する。慌ててセリーヌを呼びに向かうものの間に合わず、少年は転落死してしまう。 互いにトラウマになりかねない悲惨な事故であったが、アリスは次第にセリーヌが自分に復讐をしようと企んでいるのではないかと疑心暗鬼に陥ってしまう。 子供を亡くしたばかりの親とどのようにコミュニケーションを取るべきか。 幸運にも私にはそのような経験は今のところないが、例えば[[🎞️『LOVE LIFE』]]など同様のシチュエーションの映画を観る度に居心地の悪さを感じ、その気まずさから逃げ出したくなってしまう。 本作では、その相手がお隣さんである。逃げることはできない。 さらにアリスには、セリーヌが自分の息子**テオ**([[👤イーモン・オコンネル]])へ執着しているように見え始める。その疑念が本物なのか、それともアリス自身の恐怖が生み出した妄想なのか判然としないまま物語は進み、この逃げ場のない居心地の悪さを存分に味わわせてくれる。 監督[[👤ブノワ・ドゥローム]]は[[🎞️『博士と彼女のセオリー』]]などで知られる撮影監督で、本作が長編監督デビュー。 リメイク元から受け継いだ1960年代という舞台設定が効果的だった。女性が現代以上に家庭へと縛りつけられていた時代だからこそ、隣人との関係から逃げられないという状況に強い説得力が生まれている。 一方で、この時代設定は映像にも豊かな魅力を与えている。パステルカラーを基調とした住宅街や、序盤のハウスパーティーの場面には、古き良きアメリカ郊外を描いたホームドラマのようだ。まさに「絵に描いたような」理想の家庭と理想の隣人関係。それが静かに、しかし確実にひび割れていくからこそ、本作のサスペンスはより鮮烈に映った。 ## 情報 ![[🎞️『隣人たち』#予告編]] ![[🎞️『隣人たち』#主要スタッフ]] ![[🎞️『隣人たち』#関連リンク]]