# 2026-08-15 [[🎞️『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』]]を観る
## 感想
[[IMAX#IMAXレーザー|IMAXレーザー]]で鑑賞。

>[!info]
> ![[🎞️『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』#概要]]
### ひさびさの[[マーベル・シネマティック・ユニバース|MCU]]
個人的に、[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]は3年前の[[🎞️『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』]]を最後に熱心に追いかけることをやめた。
個人的なポリシーとして[[Disney+]]に加入するつもりがなく、そうなるとドラマシリーズなどは追いかけることはできず、[[ハイコンテクスト]]化が著しいフランチャイズ展開にますます付いていけなくなり、ならもう追わなくていいやと。
そんなこんなで最後に観たのは[[🎞️『デッドプール&ウルヴァリン』]]だ。つまり上のポストは誤っているのだが、あれを[[マーベル・シネマティック・ユニバース|MCU]]にカウントするのも変な感じがするためかすっかり意識から抜けていた。
それにしても、この3年で[[マーベル・シネマティック・ユニバース|MCU]]もだいぶ窮地に立たされている印象である。
劇場用映画に絞っても興行的にも世評的にも苦しそうで、目立つ作品も減ってきている。個人的には見逃している作品の中では[[🎞『サンダーボルツ*』]]くらいしか積極的に鑑賞する候補に上がることはなかった。
そんな現状なので本作もどちらかといえば優先度は低めだった。
しかしアメリカ本国でとてつもないペースで興収を積み上げていることと、次の勝負作となる[[🎞️『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』]]でどう立て直すのかという興味が膨らみ、今回鑑賞に至った。
### スパイダーマンに丁度よいサイズ
個人的に[[『スパイダーマン』シリーズ]]で一番好きなのは[[🎞️『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』]]だ。
正直な話、実写版の[[『スパイダーマン』シリーズ]]は[[👤トム・ホランド]]主演のシリーズしか観ていないので、[[🎞️『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』]]はまるで付いていけなかった。
[[マルチバース]]展開が極まった果てのサプライズは私にとっては空振りだったし、[[マルチバース]]特有の混沌を楽しむにも食い足りなかった(その点は後発の[[🎞️『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』]]で満足したが)。
そもそも私がスパイダーマンというキャラクターに面白みを感じているのは「子供のヒーローと大人のヴィラン」という構造だった。だから彼には世界レベルの危機ではなく、ニューヨークという街の中で「怖い大人」と対峙し奮闘する姿が一番映えると思っている。
そういう意味では今作は丁度よいサイズのスパイダーマンに戻してきたなと感じた。劇中でも「小さいポテト」と表現されていたが、その小ささが丁度よい。
サブタイトルから「ホーム」が外れ、監督も代わり、シリーズとしては継続しつつも一部仕切り直しという感じもあるが、それが上手くハマったように思う。
基本線は前作のラストで「全人類が[[スパイダーマン|ピーター・パーカー]]を忘れてしまう」という結末を迎え、今作では孤独のままにヒーロー活動を続けながら、自分が採った選択に今も思い悩むという物語だ。
これまでのシリーズとは時間感覚が異なり、一気に4年ほど時を経過させながら、もう子供という歳ではなくなった[[スパイダーマン|ピーター・パーカー]]の苦悩を描く。
その孤独による苦しみはスーパーパワーを持つ自らの身体の変容にも表れる。心の傷はたとえ超人であっても身体を壊す。そんな心の痛みをどう癒し・向き合っていくかというのは直近でも[[DCユニバース]]の[[🎞️『スーパーガール』(2026年)]]で描かれているように、近年の物語の定番だ。
>[!check]
> [[🎞️『スーパーガール』(2026年)]]と[[🎞️『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』]]の二作を経て、二大アメコミヒーローフランチャイズの立場が一気に入れ替わった感がある。
>
> - [[2026-06-26 🎞️『スーパーガール』(2026年)を観る]]
作中時間の経過により、私の好みであった「子供のヒーローと大人のヴィラン」という枠組みはなくなりつつも、「かつて子供だったヒーロー」だからこその解決がなされるクライマックスにグッときたのであった。
### ユナイテッド・シネマ浦和のIMAXシアターを攻略する
今作の鑑賞を決めたきっかけは実はもう一つあった。
[[📍ユナイテッド・シネマ浦和]]の[[IMAX#IMAXレーザー|IMAXレーザー]]において、結局どの席が一番良いかを見極めたいという動機だ。
本作は普段取らないような前方(先頭から二列目)を、その直後に観た[[🎞️『オークストリートの異変』]]では逆に後方(最後尾から三列目)の席を予約した。
>[!check]
> 鑑賞後に気づいたのだが、同じ作曲家([[👤マイケル・ジアッキノ]])が劇伴を担当した映画を続けて観ていたのであった。
>
> - [[2026-08-15 🎞️『オークストリートの異変』を観る]]
そもそも[[📍ユナイテッド・シネマ浦和]]のIMAXシアター(4番スクリーン)は後付けでIMAXシアターに改装されたという経緯がある。
そのため、元からIMAXシアターとして設計されたスクリーンと比較すると席の高低差がなだらかという特徴がある。
従って、IMAX画角でスクリーン下端まで映像が広がっている時、位置によっては最前列に座る方の頭部が映像にかかったりして、それが不満だったのだ。
そこで立て続けに最前列で観るパターンと後列で観るパターンを比較しようと相成った訳である。
結果は次のようにまとめられる。
==最前列は疲れる==。特に[[🎞️『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』]]はウェブシューターの移動によるダイナミックなカメラワークは目がチカチカした。
==後列は物足りなさがある==。そもそも[[IMAX]]に特有の付加価値とは、視界すべてが映像に占められることによって生じる没入感だ。しかし後列だと巨大スクリーンであっても映像が視界の中に完全に収まるためその付加価値が減じる。ならば[[IMAX]]でなくとも大きな通常スクリーンで十分ではないかという思いがする。
だから理想的にはバランスの良い中央付近に座りたいのだ。しかし先述したように最前列に座る人がいると映像に頭がかかってしまいどうしても気になってしまう。
ところが最前列に座る人はそもそも少数派だ。[[🎞️『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』]]の回では、前方四列に座ったのは私だけ。[[🎞️『オークストリートの異変』]]の回では誰も居なかった。
この空き具合も[[📍ユナイテッド・シネマ浦和]]の魅力なのだが、じゃあ特に楽しみにしていた作品で中央の席を取った際に、最前列に誰かが座ると負けた気持ちになる。
ここに独特なジレンマが生じる。個人的にはこのジレンマに対する現状の戦略として以下のようにまとめた。参考になれば幸いである。
![[📍ユナイテッド・シネマ浦和#^urawa-imax-seat]]
## 情報
![[🎞️『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』#予告編]]
![[🎞️『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』#主要スタッフ]]
![[🎞️『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』#関連リンク]]