# 2026-09-11 [[📗『BugBug』]]と[[📗『メガストア』]]の2026年10月号を読む インタビューを中心に気になった記事をメモする。 ## [[📗『BugBug』]]2026年10月号 ### [[🎮️『恋と魔法のティーパーティー』]]特集 今号最大の10Pの特集。原画の[[👤しらたま]]氏とシナリオの[[👤山蕗順平]]氏へそれぞれ1Pずつのインタビュー。 [[🎮️『あまいろショコラータ』]]シリーズと同一の世界観。獣人(ケモミミ)などの設定も同じとのこと。シリーズ同様にケモミミヒロインの可愛さとその日常を押し出しつつ、この世界における魔法使いがどういう存在なのかに触れる物語になっているという。 ### [[🎮️『ワンナイトアフター』]]スタッフ直撃インタビュー [[SMEE]]新作[[🎮️『ワンナイトアフター』]]について、ディレクターの[[👤宅本うと]]氏とエグゼクティブプロデューサーの[[👤亜佐美晶]]氏への4Pインタビュー。 前作[[🎮️『ラブピカルポッピー』]]はライト層のユーザーでもさくっと食べられる作品づくりを意識したことで、従来のSMEEファン以外のユーザー層にも届いた印象。もう一度この路線で行くことを考え、企画も立てたが、それをキャンセルして従来のSMEE路線である本作に舵を切ったとのこと。 しかし姉妹ブランドの[[HOOKSOFT]]で出した[[🎮️『シークレットラブ(仮)』]]がブランドカラーに沿った純愛にエロをリンクさせる作風でユーザーの反響がよく、それを見て「美少女ゲームというものをもう少ししっかり考えていく必要があるかもしれない」と。そこで、もう少しエロを主軸に置いたうえでそれを純愛ゲームに入れ込む企画を練り直したという。 今回は純愛ゲームの弱点について最初に考え、それは物語の構造上エッチシーンが遅いという問題が挙げられる。そこで「最初のHを早く出せる純愛ゲームはできないか?」というところから企画を考えた結果が今作だという。 その上で「この展開は純愛なのか?」という問題に、「自分はちゃんとこの展開を純愛に落とし込む」という覚悟だと。この無茶振りをどう成立させるのかが見どころとのこと。 その流れで出てきた「純愛ゲームならではのリアリティー」という話が面白かった。 ヒロインは3人。[[👤宅本うと]]さんのディレクション作は基本ヒロイン4人で作ってきたが、今作ではワンナイトするルートと、そうでないルートを作るとなるとボリューム的に中途半端になる恐れがあり、ヒロイン数を絞ったという。 プロデューサーには「[[🎮️『アマカノ』]]はヒロイン3人だけど大人気なので、3人ヒロインでも大丈夫ですよ」と説明したが、そしたら[[🎮️『アマカノ3』]]がヒロイン5人になっていたという笑い話。 気に入ったフレーズがあったので引用: >[!cite] > ――ワンナイトで始まった純愛というのをHシーンでも見せるというわけですね。 > 宅本:SMEE作品としてはエロ多めだし濃いめであっても、ヒロインは射精対象というだけではないんです。 > > 引用:[[📗『BugBug』]]2026年10月号 p.63 「ヒロインは射精対象というだけではない」。最高のフレーズである。今後使っていこう。 海外展開について。 [[🎮️『ラブピカルポッピー』]]は特にアジア圏でかなり売れたという。対して[[HOOKSOFT]]や[[ASa Project]]は売上のほとんどが北米圏で、全体的には[[HOOKSOFT]]は苦戦しているらしい。 [[👤亜佐美晶]]さんの私見として、作品カラーが明確じゃないと海外では難しいのではないかと述べられている。個人的にも、文化的に遠い国の作品ほど深いところにある機微をキャッチできず、だからこそ表面的な部分で派手さがある作品に購買意欲が傾くというのは理解できる意見だ。 ### 声優STATION - [[👤美空なつひ]]インタビュー 高校卒業後に演技の専門学校に2年通い、今も所属する事務所の養成所へ。そこで美少女ゲーム業界にコネクションのある講師に出会い、「あなたの声は大変美少女ゲームに向いている」とオーディションを勧められたのが美少女ゲームとの最初の接点。 2009年に[[👤美空なつひ|👤犀木夢真]]名義で[[🎮️『聖徒会長ヒカル ~淫魔に占領された学園~』]]にてデビュー。この名義ではHシーンのないモブキャラで二本出演し、その後間を開けて2012年に[[🎮️『ひるヒメ ~濃いのたくさんちょうだい~』]]で現在の名義でデビュー。同作に出演されていた[[👤shizuku]]さんとは以前から交流があり、色々面倒を見てくれる頼れる先輩だったという。 ターニングポイントとなる作品のひとつとして[[🎮️『コイカツ!』]]を挙げているのが面白い。 キャラクリエイト系のゲームということもあり通常の美少女ゲームとは異なり、汎用性を意識した収録になっていたのが難しかったという。その後も複数のキャラクリエイト系ゲームに参加しているが、そのたびにまったく異なるタイプの性格を担当しているというのも面白い。 ### 王雀孫のよろしくお願いしたります (このコラムを読んでいる人間は)いるさっ、ここにひとりな!! ## [[📗『メガストア』]] 2026年10月号 ### [[🎮️『王様恋愛』]]特集 巻頭6Pの特集。ディレクターの[[👤天都]]氏への1Pインタビュー。 コメディといえば[[ASa Project]]、そこがエロ重視の本作を作るということで、コメディとのバランスについては従来よりもエロコメっぽい感じにしたという。日常の中にいつもエロがある感じだとか。 私は[[ASa Project]]未プレイなので普段のコメディ感が分からないのだが、よく語り草となる「顔芸」はエロから少し距離があるタイプの笑いなので、そういう違いなのかしら。 それ以外は[[2026-08-04 📗『BugBug』と📗『メガストア』の2026年9月号を読む#🎮️『王様恋愛』 特集|前号の『BugBug』での特集]]とだいたい重複。 ### [[👤胡桃ふゅ]]のエロゲ業界探検隊 - [[👤薄迷]]インタビュー [[2026-08-04 📗『BugBug』と📗『メガストア』の2026年9月号を読む#BugBugクリエイター列伝EX - 👤薄迷 インタビュー|前号の『BugBug』のクリエイターインタビュー]]に続き、こちらでも[[エスクード]]の[[👤薄迷]]氏インタビュー。重複もあるが、二つ合わせると[[👤薄迷]]さんの仕事と現在の[[エスクード]]の体制がかなり見えてくる内容になっている。 必然的に[[🎮️『ふぃぎゅ@メイト』]]の話にちらりと行くのだが、[[👤薄迷]]さん的には入社してから[[🎮️『ふぃぎゅ@メイト』]]を出したメーカーだと気づいたのだとか。ムキー! エロゲーの存在は2007年頃、深夜アニメを通して知ったという。当時は未成年でパソコンもなかったため手が出せなかったが、明確に「このゲームはエロゲで遊びたい」と思ったのが、コンシューマ版をプレイした[[🎮️『天神乱漫 -LUCKY or UNLUCKY!?-』]]。 ミステリやサスペンス系のタイトル、例えば[[🎮️『Ever17 -the out of infinity-』]]や[[科学アドベンチャーシリーズ]]、[[『Memories Off』シリーズ]]などを嗜む。 そんな中、[[あっぷりけ]]の[[🎮️『黄昏のシンセミア』]]で[[桐月]]さんのシナリオにはまり、その流れでいよいよ[[エスクード]]の[[🎮️『紅蓮華 -ぐれんか-』]]に出会う。 [[🎮️『廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~』]]は企画段階ではヒロインたちのステータスを管理しながらサバイバルするSLGの構想もあったとか。 しかし[[🎮️『姫と婬欲のテスタメント』]]が完成し、何作かゲーム性のある作品が続いたこともあって次はノベルゲームにしたいねという話が出てきて、企画を拾ってもらえたとのこと。 [[エスクード]]でゲームシステムを考えているのはプログラマの[[👤水鼠]]さん。企画から提案することもあれば、[[👤水鼠]]さん側から「こういうシステムが出来たんだけど、エロゲに組み込むならどんな企画がいいと思う?」と相談されることもあるという。