# 2026-10-03 [[🎞️『藁にもすがる獣たち』(2026年)]]を観る ## 感想 劇場で鑑賞。 ![Xユーザーのこーしんりょー@SpiSignalさん: 「『藁にもすがる獣たち』観た。「お前それがやりたかっただけだろ!」シリーズではあるがそのシークエンスで泣くほど笑ったので優勝です。あと今年のベスト配給ロゴは本作で確定だろう。まるで『炎上』のその後のようなキマりきった森七菜も最高。」 / X](https://x.com/KO_SHIN_RYO/status/2106337412880502901) >[!info] > ![[🎞️『藁にもすがる獣たち』(2026年)#概要]] ### ベースが面白い上に出オチも搭載 うーん、あまり好みな題材ではないかなあと思っていたら[[👤城定秀夫]]監督だったので駆けつける。あいかわらずの多作で追うのが大変な監督だ。 スクリーンに映っているだけでどこか癒される。そんな魅力を持つ若手男性俳優として[[🎞️『ヒグマ!!』]]の[[👤鈴木福]]と並ぶ存在になり得る[[👤鈴鹿央士]]が主演である。 主演と書いたが登場時間でいえばそんなに出ずっぱりという感じでもない。本作は群像劇であり、複数の物語が同時並行で語られ、それがある一点で合流するタイプの映画だ。 同時並行の語りというのはどんなにうまい映画であっても異なる話に飛び飛びになるためとっつきにくさを生じさせるものだ。 本作もその例に漏れず序盤はやや散漫とした感じがするが、その中でもなんとか各話に意味を結びつけようとしている。例えば話が飛ぶ際はボストンバッグの開閉を思わせる特徴的なトランジションを用いることで「あのボストンバッグについての話」という繋がりを持たせており、それ自体はシャレた編集である。 もちろん本作の一番の盛り上がりは複数に散らばった話が一点に合流するポイントにあるのだが、本作はそれ以外にもう一点、「==お前これがやりたかっただけだろ!==」と思わず言いたくなるシークエンスがある。 それは本作が始まって最初に映る配給マークにも繋がるネタで、いわば出オチであるのだが、その出オチが泣くほど笑えたので作り手の勝ちといえよう。個人的には「去年ではなく、今年でよかった」とだけ述べておこう。 [[👤森七菜]]は今年は[[🎞️『炎上』]]に続いてチャレンジングな役で輝いており、気持ちの良い悪女ぶりを見せる。すっかり「彼女が出演していればハズレなし」と思える役者になったといえよう。 ## 情報 ![[🎞️『藁にもすがる獣たち』(2026年)#予告編]] ![[🎞️『藁にもすがる獣たち』(2026年)#主要スタッフ]] ![[🎞️『藁にもすがる獣たち』(2026年)#関連リンク]]